East Almanac
日本語

56. 火山旅 (旅)

第2爻

この爻が動けば に変じる 50. 火风鼎 (鼎)
六二。旅にして次に即き、その資を懐にし、僮僕の貞を得。

現代解釈

旅の途上において安全な宿を得て旅費を保ち、誠実な従者にも恵まれる安定した境遇を示しています。伝統的な解釈では、分をわきまえた中庸の徳と柔順な姿勢が、不安定な環境にあっても身を守る助けとなると説かれます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 56 旅 — 第2爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/56/2

易の占い

六二は下卦の艮において中正を得ており、旅先にあっても礼節と分寸を弁えて行動できる徳を備えています。爻辞が宿を得て路銀を懐にし誠実な従者を迎えると述べ、小象伝が「終には咎なきなり」と評するように、穏やかで誠実な振る舞いが周囲の庇護と協力を引き寄せます。身を置く環境が流動的であっても、謙虚さと誠意を保ち続けることで安寧を得られます。身の丈に合った節度を守り、周囲に誠実に接することで、不慣れな場でも確かな足場を築けます。

仕事・キャリア

出張先やプロジェクトの移行期など過渡的な立場にあっても、頼もしい同僚や実直な部下の協力を得て業務を順調に進められます。伝統的な管理の知見では、身近な協力者に敬意と配慮をもって接することが、外地で成果を上げる基盤になるとされます。奢ることなく周囲に安心感を与える姿勢が、強固なチームワークを生み出します。支えてくれる仲間に感謝を行動で示し、着実に業務を進行させていきましょう。

恋愛・対人

遠距離や生活環境の過渡期にあっても、互いに誠実な思いやりを交わし合い、安定した信頼を育める時期です。古典的な教えでは、派手な演出よりも日々の実直な気遣いと変わらぬ誠意こそが、絆を深める礎であると見なされます。不確実な状況下でも、お互いが心の拠り所となることで安心感が生まれます。日々の小さな支え合いと感謝の言葉を大切にし、穏やかな信頼関係を温めてください。

金運

必要な資金を堅実に確保できており、旅先や変動の多い時期でも無理のない計画で資産を守れる兆しです。易理においては、十分な蓄えを手元に確保しつつ浪費を慎む「資を懐く」姿勢が平穏をもたらすと説かれます。投機的な動きを控え、手堅い予算管理と予備資金の確保に徹することが堅実な選択です。手元資金の保全を第一に考え、堅実な家計運営を心がけてください。

参考資料

原文

小象伝

「僮僕の貞を得」とは、終に咎めなきなり。

古典注釈

伊川易伝爻辞

二に柔順中正の徳有り。柔順なれば則ち衆これに与し、中正なれば則ち処るに当を失わず。故に能くその有る所を保ち、童僕も亦たその忠信を尽くす。五の文明の徳、上下の助け有るに若かずと雖も、亦た旅に処るの善き者なり。次舎は旅の安んずる所なり。財貨は旅の資とする所なり。童僕とは旅の頼む所なり。次舎に就くを得、その資財を懐蓄し、又た童僕の貞良なるを得るは、旅の善きなり。柔弱にして下に在る者は童なり、強壮にして外に処る者は僕なり。二は柔順中正なるが故に内外の心を得る。旅において親比する所の者は童僕なり。吉と云わざる者は、旅寓の際、災厲を免るるを得ば則ち已に善きなり。

伊川易伝小象伝

羈旅の人頼む所の者は童僕なり。既に童僕の忠貞を得れば、終に尤悔無きなり。

周易注爻辞

次とは、以て行旅を安んずべきの地なり。懐は来なり。位を得て中に居り、体は柔にして上を奉ず。斯れを以て寄旅せば、必ず次舎を獲ん。資貨を懐来し、童僕の正しき所を得るなり。旅は以て盛んに処るべからず、故にその美は童僕の正しきに尽くるなり。斯れを過ぎて以後は、則ち害を見ん。童僕の正、義足るのみ。

周易正義爻辞

正義に曰く:「旅、次に即き、その資を懐き、童僕の貞を得」とは、位を得て中に居り、体柔にして上を承く。斯れを以て寄旅となさば、必ず主君の安んずる所と為り、旅して次舎を得、資貨を懐来し、又た童僕の正を得て、初六の賤役とは同じからず。故に「旅、次に即き、その資を懐き、童僕の貞を得」と曰うなり。

周易正義小象伝

正義に曰く:「終に尤(とがめ)無し」とは、旅は以て盛んに処るべからず、盛んなれば則ち物の害する所と為る。今唯だ童僕を正しくすれば、則ち終に咎無きを保つなり。

一撮金爻辞

六二・二爻(上上):悲しき顔も笑顔と開け、秋の月は高台に掛かり、人は千里より来たる。

出典