East Almanac
日本語

27. 山雷颐 (颐)

第2爻

この爻が動けば に変じる 41. 山泽損 (损)
六二:顛に頤われ、経に拂る。丘に頤わるるに、征けば凶。

現代解釈

頤の六二は、本来の道理に背いて無理に下方へ養いを求めたり、混乱して定まりを欠く危うさを戒める爻です。伝統的な解釈では、頼るべき正当な筋道を誤り、迷走して自ら困難を招く局面とされています。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 27 颐 — 第2爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/27/2

易の占い

六二は陰柔で中正を得ているものの、陰陽の正応を持たず、下位の初九に養いを求める形をとるため、本来の常経に背くことになります。易学の伝統では、自ら立つ力を欠きながら道理を外れて救いを求める動きは、進むほどに凶を招くと解釈されます。焦りから不自然な手段に頼るのをやめ、まずは自らの位置と内面を整えることが求められます。

仕事・キャリア

自らの力や裁量で行き詰まった際、本来の正規の手順や公的なルートを通さず、無理な頼み込みや変則的な手段で解決を図ろうとすると、かえって混乱を拡大させます。小象伝に「行い類を失うなり」とあるように、立場にそぐわない安易な依存は自らの信望を失墜させかねません。場当たり的な支援を求める前に、正規のプロセスに立ち返って筋道を通すことが重要です。

恋愛・対人

対等であるべきパートナーシップにおいて、不安から相手に過度にしがみついたり、道理に合わない尽くし方をして自己を見失うと、健全な関係が崩れてしまいます。相手の気を引くために自尊心を損なうような行動をとっても、心からの尊重を得ることはできません。無理に相手をつなぎ止めようとせず、まずは自身の自立心を取り戻して冷静に対話を重ねましょう。

金運

収支のバランスが乱れた際に、根本的な生活設計の見直しを後回しにし、目先の辻褄合わせや不確かな融通に頼ると、かえって状況を悪化させます。伝統的な教えが説くように、道理を外れた資金繰りは負の連鎖を生む要因となります。小手先の策で乗り切ろうとせず、まずは支出の適正化と地道な整理に着手することが賢明です。

参考資料

原文

小象伝

六二の征けば凶とは、行きて類を失うなり。

古典注釈

周易本義小象伝

初も上もみなその類ではない。

伊川易伝爻辞

女は自処すること能わず必ず男に従い、陰は独立すること能わず必ず陽に従う。六二は陰柔にして自養すること能わず、人の養を待つ者である。天子は天下を養い、諸侯は一国を養い、臣は君上の禄を食み、民は司牧の養に頼る。みな上より下を養うが理の正である。二は既に自養すること能わず、必ず剛陽に養を求めねばならない。もし反りて下に初に求めるならば顛倒となる。ゆえに「顛頤」という。顛倒すれば経常を違拂して行うべからざるなり。もし丘に養を求むれば、往けば必ず凶あり。丘は外にありて高き物であり、上九を指す。卦にはただ二陽あるのみ。既に初に顛頤すべからず、もし上九に頤を求めて往けば凶あり。頤の時には相応ずればすなわち相養うものであるが、上は応にあらずして往きて養を求むるは、道にあらず妄動である。ここを以て凶なり。顛頤すれば経に拂いてその養を得ざるのみであるが、妄りに上に求めて往けば凶を得るのである。今、才能が自養するに足らずして、上に在る者の勢力が人を養うに足るのを見て、その同類にあらざるに妄りに往きてこれを求め、辱めを取り凶を得るがごときは必せり。六二は中正にして他卦においては多く吉なるに、凶なるは何ぞや。曰く、時が然らしむるなり。陰柔にして既に自養するに足らず、初と上の二爻はみな与(くみ)する者にあらざるがゆえに、往きて求むれば理に悖りて凶を得るのである。

伊川易伝小象伝

征きて上に従えば凶なる者は、その類にあらざるが故である。往き求めてその類を失えば、凶を得るは宜なり。征とは行往なり。

周易注爻辞

下を養うを顛と曰う。拂は違なり。経は義のごとし。丘は履む所の常なり。下体の中央に処り、上に応無く、反りて初を養いて下に居り、上に奉ぜずして反りて下を養う、故に「顛頤、経を丘に拂く」と曰う。此れを以て養うも、未だその福を見ざるなり。此れを以て行うも、未だ与あるを見ず、故に「頤征けば凶」と曰う。

周易注小象伝

類は皆な上を養うに、二は下に処りて初を養う。

周易正義爻辞

正義に曰く、顛は倒なり。拂は違なり。経は義なり。丘は履む所の常処なり。六二は下体の中央に処り、上に応無く、反倒して下りて初を養う、故に「顛頤」と曰う。下は当に上に奉ずべし、是れ義の常処なり。今上に奉ぜずして反りて下を養うは、是れ此の経義を常の処に違く、故に「経を丘に拂く」と云う。「頤征凶」とは、征は行なり。若し此れを以て養わば、行く所みな凶なり、故に「頤征けば凶」と曰う。

周易正義小象伝

正義に曰く、頤養の体は、類みな上を養う。今此れ独り下を養うは、是れ行く所その類を失うなり。

出典