周易本義爻辞
「典」の反切。
六五は象においては耳であり、得中の徳を有するため「黄耳」という。金は堅剛の物であり、耳を貫いて鼎を挙げるものである。六五は中を虚しくして九二の堅剛に応じるため、その象はこのようになり、その占いは貞固にあるを利とするのみである。あるいは金は上九をもって言うとする説もあるが、さらに詳らかにすべきである。上九は象においては鉉であり、陽をもって陰に居り、剛にしてよく温であるため、玉の象がある。その占いは大吉にして利ろしからざるなしとなる。およそこの徳があれば、その占いのようになるのである。