周易本義爻辞
九三に連なり力を合わせて以て済う。
第4爻
六四。往けば蹇み、来れば連なる。
上卦の険難に踏み込んだ六四は、孤立を避けて下位の実力者や上位者と緊密に連携します。古典的な解釈では、険しさの中で単独行動を慎み、周囲と結びつくことで難局を乗り切ると説かれます。
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易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。 Page: Hexagram 39 蹇 — 第4爻. 二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解: https://eastalmanac.com/ja/yijing/39/4
陰柔得正の六四は、坎水という危険の最中にありながら、九三の賢人や九五の君主と上下で結びつく役割を果たします。之卦が感応と調和を表す「沢山咸」となることは、謙虚な心で周囲と共鳴し合い、協力体制を築く大切さを示唆しています。独力で抱え込まずに信頼できる他者と連携することが、突破口を開く鍵となります。
複雑な課題や組織内のボトルネックに直面し、個人の能力だけでは打開が難しい状況が生じています。他部署や実績のある同僚に率直に助力を求め、横の連携を強化することで堅牢なセーフティネットが構築できます。孤軍奮闘をやめて周囲と手を携えることが、問題を円滑に収束させます。
外的な環境の厳しさや生活上の課題に直面したとき、一人で悩みを抱え込むとすれ違いが生じやすくなります。素直な対話を通じて悩みを共有し、二人三脚で立ち向かう姿勢を持つことで、心の結びつきは一層深まります。困難を共有して協力し合うことが、強固な信頼関係を育みます。
資金繰りや事業の停滞に直面した際は、独断で無理を重ねるよりも共同でのリスク分散を図るのが賢明です。信頼できるパートナーとの共同出資や業務提携など、互いに支え合う座組みを整えることで難局を乗り越えやすくなります。周囲と誠実に協調してリソースを合わせることが、安定を取り戻す助けとなります。
往けば蹇み来れば連なるとは、位に当たりて実なればなり。
周易本義爻辞
九三に連なり力を合わせて以て済う。
周易本義小象伝
当は去声。
伊川易伝爻辞
往けば則ち益々坎険の深きに入る、往けば蹇なり。蹇難の時に居り、同じく艱厄に処る者は、その志謀らずして同じきなり。また四は上位に居りて下に在る者と同じく得位の正あり、また三と相比し相親しむ者なり。二と初とは同類にして相与(とも)にする者なり。是れ下と志を同じくして衆の従い附く所なり。故に「来れば連なる」と曰う。来れば則ち下に在る衆と相連合するなり。能く衆と合するは蹇に処る道を得るなり。
伊川易伝小象伝
四は蹇の時に当たり、上位に居りて往かずして来たり、下と志を同じくす。固より以て衆を得るに足れり。また陰を以て陰に居るをその実を得るとなし、誠実を以て下に与(くみ)す、故に能く連合す。而して下の二・三もまた各々その実を得、初も陰を以て下に居るもまたその実なり。同患の時に当たりては、相交わるに実を以てす、その合すること知るべし。故に来たりて連なる者は、位に当たりて実を以てするなり。蹇難に処るに誠実に非ざれば何を以て済わん。当位を正と曰わずして実と曰うは、上下の交わりは誠実を主とし、用いるに各々その所あるなり。
周易注爻辞
往けば則ち応無く、来れば則ち剛に乗る。往来ともに難し、故に「往けば蹇にして来れば連なる」と曰う。位を得て正を履み、その本実に当たる。難に遇うと雖も、邪妄の招く所に非ざるなり。
周易正義爻辞
正義に曰く、馬融は「連もまた難なり」と云う。鄭玄は「遅久の意」と云う。六四は往けば則ち応無く、来れば則ち剛に乗る。往来ともに難し、故に「往けば蹇にして来れば連なる」と曰うなり。
周易正義小象伝
正義に曰く、「位に当たりて実あり」とは、六四が当位にして正を履み、その本実に当たることを明らかなり。而して往来難に遇う者は、乃ち数の招く所にして、邪妄の致す所に非ず、故に「位に当たりて実あり」と曰うなり。