周易本義爻辞
眚は生領の反。
陰柔を以て復の終わりに居り、終に迷いて復らざるの象。凶の道なり、故にその占かくの如し。以は猶お及ぶがごときなり。
第6爻
上六:復るに迷う、凶にして災眚あり。用いて師を行らば、終わりに大敗あり、其の国の君に及びて凶なり。十年に至るまで征するに克わず。
復の極みに位置する上六は、正道へ立ち返る好機を見失い、頑なに迷妄へと突き進む大凶の兆しを示しています。誤りを認めず強引に行動を続ければ深刻な破綻を招くため、直ちに歩みを止めて省みることが求められます。
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易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。 Page: Hexagram 24 复 — 第6爻. 二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解: https://eastalmanac.com/ja/yijing/24/6
易の伝統において上六は、下卦で萌芽した初九の陽気から最も遠く離れ、引き返す道を完全に見失った孤立無援の境地と解釈されます。爻辞が説く「迷復」と軍事の壊滅的な敗北は、過ちを重ねながら強硬策に訴えることへの厳重な戒めであり、之卦の山雷頤は自己修養と養生への全面的な退却を促しています。一言で言えば、誤った方向へ進んでいることに気づいたら意地を捨て、ただちに立ち止まることこそが最大の危機回避です。
業務や事業方針において根本的な判断ミスが生じている可能性が高く、意地や体裁から計画を強行すると組織全体を巻き込む致命的な失速につながりかねません。伝統的な見立てでは、無理な拡大路線や対立姿勢は百害あって一利なしとされ、まずは損切りと責任範囲の限定が最優先されます。これ以上の無理な推進を即座に中断し、体制の抜本的な見直しを図るべき局面です。一言で言えば、勝ち目のない勝負や誤った計画からは速やかに手を引き、傷口を広げないことが肝要です。
対人関係や恋愛において、過度な執着や一方的な自己主張が原因で決定的な亀裂が生じやすい厳しい局面を迎えています。過ちを相手のせいにしたり力ずくで関係を修復しようとしたりするほど、溝は深まり修復不能な心理的痛手を残す恐れがあります。古典の知恵が示すように、頑なな態度を解いて現実を冷静に受け止める静かな受容が不可欠です。一言で言えば、無理に相手を思い通りに動かそうとせず、執着を手放して冷静な距離を置くことが賢明です。
金銭管理において深刻な警報が鳴り響いており、過去の損失を取り戻そうとする焦りからの追加投資や無謀な賭けは破滅的な結果を招く傾向があります。伝統的な象意は強引な進出による完全な消耗を警告しており、いまは手元資金の流動性を最優先で防衛すべき時です。見込みのない投資案件や過剰な債務からは迷わず撤退し、防衛体制を固める必要があります。一言で言えば、損失の埋め合わせを狙って深追いせず、速やかに損切りして資産の保全に専念してください。
迷い復るの凶は、君道に反するなり。
周易本義爻辞
眚は生領の反。
陰柔を以て復の終わりに居り、終に迷いて復らざるの象。凶の道なり、故にその占かくの如し。以は猶お及ぶがごときなり。
伊川易伝爻辞
陰柔を以て復の終わりに居り、終に迷いて復らざる者なり。迷いて復らざればその凶知るべし。災眚あり。災は天災にして外より来たり、眚は己の過ちにして自ら作るよりす。既に迷いて善に復らず、己に在りては則ち動けば皆過失となり、災禍も亦た外より至る、蓋し招く所なり。道に迷いて復らざれば、施すとして用いる可き無し。以て師を行らば則ち終に大敗あり、これを以て国を為さば則ち君の凶なり。十年とは数の終わりなり。十年に至るも征するに克わずとは、終に行う能わざるを謂う。既に道に迷わば、何れの時にしてか行う可けんや。
伊川易伝小象伝
復れば則ち道に合す。既に復に迷わば道と相反するなり。その凶知るべし。「その国君凶なり」とは、その君道に反するを謂うなり。人君上に居りて衆を治むるは、当に天下の善に従うべきに、乃ち復に迷うは君の道に反するなり。止だ人君のみならず、凡そ人の復に迷う者は、皆道に反して凶なるなり。
周易注爻辞
最も復の後ろに処り、是れ迷える者なり。迷いを以て復を求む、故に「迷復」と曰うなり。これを用いて師を行らば、用いて克つこと有る難く、終には必ず大敗せん。これを国に用いれば、則ち君道に反す。大敗して乃ち復るも、斯の勢いを量るに、復た十年これを修むと雖も、猶お征する能わざるなり。
周易正義爻辞
「上六迷復凶」より「不克征」に至る。
正義に曰く、「迷復凶」とは、最も復の後ろに処り、是れ復に迷闇なるなり。「迷いを以て復を求む」、故に「凶」なり。「災眚あり」とは、復道に闇ければ、必ず福慶無く、唯だ災眚有るのみ。「用いて師を行らば終に大敗あり」とは、所為既に凶なり、故にこれを用いて師を行らば、必ず克勝すること無く、唯だ「終に大敗ある」のみ。「その国君を以て凶なり」とは、以は用なり。この迷復をその国内に用いれば、則ち君道に反違す、故に凶なり。「十年に至るも征するに克わず」とは、師敗れ国凶にして、斯の形勢を量るに、十年に至ると雖も猶お征伐する能わず。その迷闇にして復らず、反りて君道に違するを以て、故に《象》に「迷復の凶は、君道に反すればなり」と云う。
一撮金爻辞
上六・六爻・下下:歩を進むるも且つ徘徊す、春風柳絮を催す。水辺の行客倦み、枕畔に憂懐あり。