East Almanac
日本語

2. 坤為地 (坤)

用爻(全爻動)

用六。永く貞しきに利ろし。

現代解釈

坤の全爻が動いて乾へと転じる用六は、極めて柔軟な受容性が力強い創造力へと昇華する転換点を示しています。目先の変化に惑わされず、一貫して正道を保ち続けることで、物事は大いなる実を結びます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 2 坤 — 用爻(全爻動).
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/2/7

易の占い

六爻すべてが変爻となることで、純陰の受容性が純陽の乾のダイナミズムへと一気に変貌します。伝統的な解釈では「大いなる終結を全うする」とされ、徹底した従順と忍耐の末に強大な主導力を発揮する道が説かれます。培ってきた誠実さをぶらさず、泰然自若とした姿勢を貫くことが実り多き結末を呼び込みます。

仕事・キャリア

長らく裏方として積み重ねてきた努力や受容的な姿勢が実を結び、今まさに全体を牽引するリーダーシップへと結実する時期を迎えています。周囲への配慮を保ちつつ新たな責任を堂々と引き受けることで、これまでの経験が確かな権威へと転化します。培った実力を信じ、どっしりと構えて大役を担っていきましょう。

恋愛・対人

時間をかけて培った信頼関係が試練を越え、深い精神的な調和と安定した絆へと到達しています。互いを包み込む寛容さを保ち続けたことで、表面的な衝突を乗り越えた強固な結びつきが形成されています。変わらぬ思いやりを誠実に注ぎ続けることで、二人の関係はより盤石なものになります。

金運

長期的な視点に立って堅実に蓄積してきた基盤が、持続的な安定と確かな成果をもたらす局面です。目先の利益を追う誘惑を退け、規律ある方針を貫くことが、将来にわたる資産の保全へとつながります。地道な積み重ねの価値を信じ、長期的な安定を第一に守り抜く姿勢が大切です。

参考資料

原文

小象伝

用六の永貞は、大いなるをもって終るなり。

古典注釈

周易本義爻辞

用六とは、凡そ筮して陰爻を得る者は皆六を用ひて八を用ひざるを通例とするを言ふなり。此の卦は純陰にして首に居るを以て之にす。此の卦に遇ひて六爻倶に変ずる者は、其の占ひ此の辞の如し。蓋し陰柔にして固守すること能はず、変じて陽と為れば則ち能く永貞ならん。故に占ふ者を戒むるに利永貞を以てす、即ち乾の利貞なり。坤より変ず、故に元亨に足らずと云ふ。

周易本義小象伝

初めは陰にして後は陽なり、故に大終と曰ふ。

伊川易伝爻辞

坤の用六は猶ほ乾の用九のごとく、陰を用ふるの道なり。陰道は柔にして常にし難し、故に用六の道は利常永貞固に在り。

伊川易伝小象伝

陰は既に貞固足らざれば則ち能く永く終へず。故に用六の道は終わりに盛大なるに利あり、能く終わりに大いなるは乃ち永貞なり。

周易注爻辞

用六の利は、「永貞に利ろし」となり。

周易注小象伝

能く永貞を以て大いに終ふる者なり。

周易正義爻辞

正義に曰く、「用六、利永貞」とは、此れ坤の六爻の総辞なり。言ふこころは坤の用ふる所、此の衆爻の六を用ふ、六は是れ柔順にして純柔なるべからず、故に利は永貞に在り。永は長なり。貞は正なり。長く能く貞正なるを言ふなり。

周易正義小象伝

正義に曰く、「大なるを以て終ふ」とは、「永貞」の義を釈す。既に能く此の柔順を用ひて長く貞正を守れば、広大にして終ふる所以なり。若し永貞を用ひざれば、則ち是れ柔にして又た円転なれば、即ち前注に云ふ「安きを求むること難し」なり。此の「永貞」は即ち坤卦の下の「安貞吉」是れなり。

出典