East Almanac
日本語

46. 地风升 (升)

第5爻

この爻が動けば に変じる 48. 水风井 (井)
六五:貞にして吉、階に升る。

現代解釈

升卦六五は尊位にあって中庸を守り、階段を一段ずつ踏みしめて登るように着実な発展を遂げる姿を表します。正道を固守し順序を守って進むことで、大きな志を無理なく成し遂げることができます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 46 升 — 第5爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/46/5

易の占い

易学の伝統において六五は、陰柔の身で上卦の中位にあり、下卦の九二という剛健な賢臣と正応をなす謙虚な統率者の象とされます。爻辞の「升階」とは階段を順序正しく一段ずつ登ることを意味し、小象伝も「大いに志を得るなり」と説き、飛躍ではなく着実な歩みこそが栄誉をもたらすことを示します。之卦が井卦となることは、高みに達したあとも汲めども尽きぬ実力や内面を養い続ける重要性を暗示しています。要するに、焦らず一歩ずつ階段を上がるように進めば、理想は現実のものとなりやすくなるでしょう。

仕事・キャリア

これまでの地道な努力が実を結び、権限ある地位や主要なポストへ着実に昇格していく好機です。伝統的な易理では、周囲の有能な人材を謙虚に起用し、正規の手順に沿って段階的に役割を広げていく手法が最も推奨されます。独断専行を戒め、組織の合意形成を丁寧に行うことで、支持基盤は強固になります。要するに、ルールに則って一段ずつ着実にステップアップを図ることが、確固たる地位の確立へと結びつきます。

恋愛・対人

互いへの理解と信頼が段階的に深まり、成熟した確かな関係へと進展していく時です。古典の解釈が示すように、無理に急展開を求めず、日々の丁寧な対話と信頼の積み重ねを大切にすることが実りをもたらします。相手を尊重し謙虚に歩み寄る姿勢が、将来への確信を強めます。要するに、焦らず一歩ずつ着実に心の距離を縮めていくことで、確かな幸福を築くことができます。

金運

体系的な計画と時間をかけた着実な蓄積が実を結ぶ、手堅い上昇局面を迎えています。一攫千金を狙う投機ではなく、積立や段階的な資産形成など、秩序ある運用こそが最大の成果をもたらします。伝統的な教えの通り、基礎を固めながら段階的に規模を広げることが財を守る鉄則です。要するに、順序を踏んだ堅実な資金計画を守り続けることが、長期的な財政基盤の強化につながります。

参考資料

原文

小象伝

「貞吉升階」とは、大いに志を得るなり。

古典注釈

周易本義爻辞

陰を以て陽に居り、升に当たりて尊位に居る。必ず能く正固なれば、則ち以て吉を得て階に升るべし。階は升るの易きものなり。

伊川易伝爻辞

五は下に剛中の応あるを以て、故に能く尊位に居りて吉なり。然れども質は本と陰柔なり、必ず貞固を守りて乃ちその吉を得るなり。もし貞固なる能わざれば、則ち賢を信ずること篤からず、賢に任ずること終えず、安んぞ能く吉ならんや。階は由りて升る所なり。剛中の賢に任じてこれを輔けとして升るは、猶お階より登進するがごとし。由る所ありて易きを言うなり。九二の正応を指して言うも、然れども下に在る賢は皆用いて升るの階なり。能く賢を用うれば則ち彙升せん。

伊川易伝小象伝

賢才に倚任して能く貞固なれば、かくの如くにして升り、以て天下の大治を致すべし。その志大いに得べし。君道の升るは、賢才の助け無きを患うるのみ。助けあれば則ち猶お階よりして升るがごとし。

周易注爻辞

升りて尊位を得、柔を体して応ず。納れて距まず、任じて専らにせず。故に「貞にして吉、階に升る」を得て尊きなり。

周易正義爻辞

正義に曰く、「貞にして吉、階に升る」とは、六五は柔を以て尊位に居り、九二を納れて、自ら権を専らにせず。故に「貞にして吉、階に升る」を得る。この尊貴を保ちて阼に践む。故に「貞にして吉、階に升る」と言うなり。

周易正義小象伝

正義に曰く、「大いに志を得るなり」とは、中に居りてその「貞吉」を得、尊に処りてその「階に升る」を保つ。志大いに得たり、故に「大いに志を得る」と言うなり。

一撮金爻辞

六五の五爻、上上:佳信至りて、笑顔を見る。飛騰して一たび去り、雲を披きて天に上る。

出典