East Almanac
日本語

46. 地风升 (升)

第1爻

この爻が動けば に変じる 11. 地天泰 (泰)
初六:允に升る、大吉なり。

現代解釈

初六は升の始まりに位置し、柔順な徳をもって上位の実力者と志を同じくすることで、信頼を得て無理なく昇りゆく段階です。変卦が地天泰となることからも、誠意をもって大勢に従えば極めて順調な発展が得られます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 46 升 — 第1爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/46/1

易の占い

最下位にありながら柔軟で素直な資質を備えた初六は、上にある剛健な九二や九三の志に自然と寄り添い、抵抗なく押し上げられます。爻辞の「允升、大吉」は誠信によって認められ昇進することを表し、小象伝も志が上位と合致するゆえの慶事であると称えています。疑いや慢心を捨てて素直に周囲と協力することが、最良の結果を導きます。

仕事・キャリア

キャリアの初期段階や新規企画の立ち上げ期において、謙虚さと協調性を重んじる姿勢が高く評価される局面です。上司や先輩の目指す方向性を深く理解し、その方針を誠実に支えることで、周囲から自然に引き立てを受けられます。独りよがりの野心を排してチームの調和に尽くすことで、仕事の基盤は盤石となります。

恋愛・対人

二人の関係はお互いへの素直な信頼と安心感に満たされ、周囲の祝福を受けながら順調に進展していく兆しにあります。伝統的な解釈では、相手の思いや価値観を素直に受け止める柔らかな姿勢が、絆を確固たるものにすると説かれます。見栄や駆け引きを交えずに誠意を込めて寄り添うことで、穏やかな愛情が自然と育まれます。

金運

金運は周囲との信頼関係や共同作業を通じて基礎が築かれ、将来に向けた健全な実りをもたらす傾向にあります。古典的な視点では、目先の利益を焦って追うよりも、誠実な勤務態度によって信用という無形の資産を蓄積すべき時期とされます。堅実な手段で足元を固めて地道に取り組むことが、長期的な経済的安定へと繋がります。

参考資料

原文

小象伝

「允に升る大吉」とは、上、志を合すればなり。

古典注釈

周易本義爻辞

初は柔順を以て下に居り、巽の主なり。升の時に当たりて二陽に巽(したが)う。占者これの如くすれば、則ち信に能く升りて大吉ならん。

伊川易伝爻辞

初は柔を以て巽体の下に居り、また巽の主にして、上は九二の剛を承く。巽の至れる者なり。二は剛中の徳を以て上は君に応じ、升の任に当たる者なり。允とは信従なり。初の柔巽は、唯だ二を信従す。二を信じてこれに従い、共に升れば乃ち大吉なり。二は徳を以て言わば剛中、力を以て言わば当任なり。初の陰柔はまた応援なく、自ら升る能わず。剛中の賢に従いて以て進むは、剛中の道に由るなり。吉、何ぞこれより大ならん。

伊川易伝小象伝

上に在る者と志を合わせて共に升るなり。上とは九二を謂う。二に従いて升るは、乃ち二と志を同じくするなり。能く剛中の賢を信従す、故に大吉なり。

周易注爻辞

允は当なり。巽卦の三爻は、皆升る者なり。その応なしと雖も、地風升の初に処り、九二・九三と志を合せて倶に升る。升の時に当たりて、升れば必ず大いに得、是を以て「大吉」なり。

周易正義爻辞

正義に曰く、允は当なり。巽卦の三爻は、皆上に升るに応ず。而して二・三は五・上に於て応ありて升ること疑いなし。惟だ初は上に応なく、升るを得ざるを恐る。二・三の升る時に当たりて、これと倶に升れば必ず大いに得ん。故に「允に升りて、大吉」と言うなり。

周易正義小象伝

正義に曰く、上とは二・三を謂うなり。これと志を合せて倶に升れば、乃ち「大吉」を得るなり。

一撮金爻辞

初六の初爻、上上:明月は鉤となり、清風は線となる。網を煙波に挙ぐれば、錦鱗見え易し。

出典