East Almanac
日本語

22. 山火賁 (贲)

第2爻

この爻が動けば に変じる 26. 山天大畜 (大畜)
六二:其の須を賁る。

現代解釈

山火賁の六二は、髭が顎に従ってこそ美しく整うように、本質や優れた導き手に寄り添うことで真価を発揮する段階を示します。自ら前に出るよりも、信頼できる本体やパートナーと歩調を合わせることが発展の鍵となります。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 22 贲 — 第2爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/22/2

易の占い

六二は内卦の中正を得た柔爻であり、剛健な九三に寄り添い補佐する位置にあります。易学の伝統解釈では「須(あごひげ)」を飾り立てる象意から、修飾は独立して存在するのではなく、確固たる基盤に従属してこそ輝くと説かれます。実力ある他者や盤石な環境と連携し、自らの役割をわきまえて行動することで、確かな成果へとつながります。

仕事・キャリア

職場における六二は、優れた参謀や有能なサポート役として力を発揮する立ち位置を示しています。小象伝に「上と興るなり」とあるように、独断専行を避けて指導者やチームの中核と息を合わせることが評価を高める近道です。主役を支える補佐に徹し連携を深めることで、組織全体の成長とともに自らの立場も確立されます。

恋愛・対人

対人関係や恋愛において、この爻は相手を尊重し、陰ながら支え合う協調的なパートナーシップを象徴します。伝統的な視点では、張り合うことなく相手の長所を立てる姿勢が、二人の絆をより強固に育むと解釈されます。互いの持ち味を生かして支え合うことで、穏やかで安心感に満ちた関係が深まります。

金運

金銭面では、確立された組織や安定した仕組みに連動する、堅実な資産管理が適した時期です。未知の単独投機に打って出るよりも、実績のある基盤や手堅い枠組みに従う姿勢が余計なリスクを抑えます。信頼できる仕組みに寄り添って着実に足元を固めることが、財の保全につながります。

参考資料

原文

小象伝

其の須を賁るとは、上と共に興るなり。

古典注釈

周易本義爻辞

二は陰柔をもって中正に居り、三は陽剛をもって正を得ており、ともに応与がない。ゆえに二は三に附いて動き、その須を飾る象がある。占う者は上の陽剛に従って動くのがよろしい。

周易本義小象伝

一陽が二陰の間に居り、その賁を得て潤沢となる者である。然れども安んずるところに溺れてはならず、ゆえに永貞の戒めがある。

伊川易伝爻辞

卦の賁たるや、両爻の変による雖も、文明の義が重きをなす。二は実に賁の主である。ゆえに主として賁の道を言う。物に飾る者は、その質を大きく変えることはできない。その質に因りて飾りを加えるのみである。ゆえに須の義を取る。須は頤に随いて動く者である。動静はただ附くところに繋がるのであり、善悪が賁によらないが如し。二の文明はただ賁飾をなすのみで、善悪はその質に係わるのである。

伊川易伝小象伝

須をもって象となすとは、その上と同じく興起することをいう。上に随いて動き、動静はただ附くところに繋がる。物に飾りを加うるにその質に因りてこれを飾り、善悪はその質に在るが如し。

周易注爻辞

その位を得て応なく、三もまた応なく、倶に応なくして比し、近くして相得る者である。「須」という物は上に附く者である。その履むところに従いて上に附く。ゆえに「その須を賁る」というのである。

周易正義爻辞

正義に曰く、「その須を賁る」とは、須とは上に顔面に須(ま)つるものである。六二は常に三に上附し、あたかもその須を賁飾するかの如し。その履むところに従いて上に附き、上と同じく興起する。ゆえに『象伝』に「上と興るなり」というのである。

一撮金爻辞

六二・二爻【上上】:月はすでに円かに、花は再び咲く。事は悠悠として、合わざるは無し。

出典