周易本義爻辞
卦は観示を以て義と為し、九五に拠りて主と為すなり。爻は観瞻を以て義と為し、皆九五を観るなり。初六は陰柔にして下に在り、遠く見ること能はず、童観の象なり。小人の道にして君子の羞なり。故に其の占ひ、小人に在りては則ち咎無く、君子これを得れば則ち羞ずべきなり。
第1爻
初六。童観なり。小人は咎なきも、君子は吝なり。
初六は子どものように視野が狭く、物事の全容が見えていない状態を表しています。未熟な立場であれば大きな咎めはありませんが、責任ある立場を目指す者にとっては見識不足が課題となります。
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易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。 Page: Hexagram 20 观 — 第1爻. 二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解: https://eastalmanac.com/ja/yijing/20/1
初六は観卦の最下層に位置し、上層の指導者から遠く離れているため、部分的な観察にとどまり大局を見失いやすい象意です。之卦(変卦)は風雷益となり、学びによって見識を広げる余地は十分にあるものの、現状は経験不足や思い込みが先行しがちです。謙虚に先達の教えを仰ぎ、自らの視野を広げることが肝要です。
業務において、新人が担当範囲の作業だけを見て判断することは自然ですが、将来を担う人材には組織全体を見渡す視座が求められます。断片的な噂話や個人的な不満にとらわれて会社の方針を早合点すると、自身の信用を損ねる要因になります。まずは組織全体の仕組みを学び、広い視野を養うことが成長への近道です。
関係性において、幼い期待や表面的な憧れにとらわれ、相手の現実的な状況や内面が見えなくなっている可能性があります。感情的な要求や短絡的な思い込みは、すれ違いを生む原因になりやすいとされます。相手の立場を冷静に思いやる大人の視点を持つことで、関係は健全に育ちます。
金銭面では、市場の仕組みを十分に理解しないまま、目先の値動きや噂話に惑わされやすい傾向が警告されています。表面的な情報だけで性急に資金を動かすと、不要な損失を招く恐れがあります。基礎知識の習得を優先し、安易な話に飛びつかない堅実な管理が必要です。
初六の童観は、小人の道なり。
周易本義爻辞
卦は観示を以て義と為し、九五に拠りて主と為すなり。爻は観瞻を以て義と為し、皆九五を観るなり。初六は陰柔にして下に在り、遠く見ること能はず、童観の象なり。小人の道にして君子の羞なり。故に其の占ひ、小人に在りては則ち咎無く、君子これを得れば則ち羞ずべきなり。
伊川易伝爻辞
初六は陰柔の質を以て陽より遠きに居る、是を以て観見する所の者浅近にして童稚の如し、故に童観と曰ふ。陽剛中正にして上に在るは賢聖の君なり。これに近づけば則ち其の道徳の盛んなるを見、観る所深遠なり。初は乃ちこれより遠く、見る所明らかならざること童蒙の観の如し。小人は下民なり、見る所昏浅にして君子の道を知ること能はざるは乃ち常分なり、過咎と謂ふに足らず。若し君子にして是の如くなれば、則ち鄙吝すべきなり。
伊川易伝小象伝
観る所明らかならざること童稚の如きは、乃ち小人の分なり、故に小人の道と曰ふなり。
周易注爻辞
観の時に処りて最も朝の美より遠く、陰柔を体とし自ら進む能はず、鑑見する所なし、故に「童観」と曰ふ。巽順なるのみにして能く為す所なきは、小人の道なり、故に「小人は咎なし」と曰ふ。君子は大観の時に処りて「童観」を為す、亦た鄙しからずや。
周易正義爻辞
正義に曰く、「童観」とは、観の時に処りて最も朝廷の美観に遠く、是れ柔弱にして自ら進む能はず、鑑見する所無く、唯だ童稚の子の如くしてこれを観る。「小人は咎なく君子は吝なり」と為す者は、此の観察を為すに、趣は順従に在るのみにして能く為す所無く、小人に於いてこれを行へば纔かに咎無きを得るも、若し君子これを行へば則ち鄙吝なるなり。
一撮金爻辞
初六初爻・上上:野鬼暗に弧を張り、射中てて主人驚く。紅日江海に沈み、空中事成らず。