周易本義卦辞
反復の復は方福の反、また覆に作る、彖も同じ。
復は陽が下に復(ま)た生ずるなり。剥尽くれば則ち純坤となり、十月の卦にして、陽気は已に下に生ず。これを積むこと月を踰え、然る後に一陽の体始めて成りて来復す。故に十有一月、その卦を復と為す。その陽が既に行きて復反するを以て、故に亨る道あり。また内は震、外は坤にして、陽が下に動き順を以て上行するの象あり。故にその占はまた己の出入において既に疾無きを得、朋類の来たるもまた咎無きを得るとなす。また五月の天風姤卦の一陰始めて生ずるより、ここに七爻に至りて一陽来復す。乃ち天運の自然なり。故にその占はまた「その道を反復し、七日にして当に来復すべし」となす。また剛徳方に長ずるを以て、故にその占はまた「往く攸有るに利し」となすなり。その道を反復すとは、往きて復た来たり、来たりて復た往くの意なり。七日とは、占うところの来復の期なり。