周易本義爻辞
初六は陰柔にして上は九四に応じ、また過ぐる時に居り、上りて下らざる者なり。飛鳥の遺音は上るに宜しからず下るに宜し、故に其の象占此くの如し。郭璞の洞林にてこれを占い得たる者は、或いは羽虫の孽を致す。
第1爻
初六:飛鳥もて凶なり。
初六は実力や基盤が整わないうちに焦って飛び立とうとする未熟な小鳥の姿を表し、軽挙妄動が凶を招くことを警告しています。伝統的な解釈では、分不相応に高みを目指す行動は挫折を招き、取り返しのつかない事態になりかねないと戒められます。
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易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。 Page: Hexagram 62 小过 — 第1爻. 二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解: https://eastalmanac.com/ja/yijing/62/1
陰柔の身でありながら最下位にあって、力量が伴わないまま早急に上昇しようとする象です。伝統的な易占では「飛鳥もって凶なり」とされ、羽が生えそろわないうちの飛翔は身の破滅につながると見なされます。焦らずに持ち場にとどまり、実力を養うことが危険を遠ざける最善策です。
職場において経験や実績が浅い段階では、主導権を急いで主張したり身の丈に合わない大役に手を出したりすべきではありません。伝統的な爻辞の戒めでは、準備不足のまま前進しても周囲の支持を得られず、孤立しやすいとされます。まずは補佐的な役目を丁寧にこなし、実務の基礎を固めることが賢明です。
関係が始まって間もない段階で、性急に約束を迫ったり過度な親密さを求めたりすると、かえって相手を警戒させます。伝統的な教えでは、機が熟していないのに距離を詰めようとすると摩擦や冷淡さを招くとされます。無理に進展を急がず、自然な交流を重ねながら時間をかけて信頼を築くことが大切です。
知識や余力が不十分なまま、短期間での利益を期待してハイリスクな投資や不慣れな取引に手を出すのは危険です。伝統的な理法では、基盤が脆弱な状態での軽はずみな資金投入は元本の損失を招きやすいと警告されます。手元の資金を堅実に守り、未経験の誘いには乗らない慎重さが身を守ります。
飛鳥もて凶なりとは、如何ともすべからざるなり。
周易本義爻辞
初六は陰柔にして上は九四に応じ、また過ぐる時に居り、上りて下らざる者なり。飛鳥の遺音は上るに宜しからず下るに宜し、故に其の象占此くの如し。郭璞の洞林にてこれを占い得たる者は、或いは羽虫の孽を致す。
伊川易伝爻辞
初六は陰柔にして下に在り、小人の象なり。また上は四に応じ、四は復た動体なり。小人は躁易にして上に応助あれば、当に過ぐべき所において必ず過甚に至る。況んや当に過ぐべからざるにして過ぐるをや。其の過ぐるや飛鳥の迅疾なるが如し、凶なる所以なり。躁疾なること是の如し、故にこれに過ぐること速かにして且つ遠く、救い止むるに及ぶ莫きなり。
伊川易伝小象伝
其の過ぐるの疾きこと飛鳥の迅きが如し、豈に救い止むるを容れんや。凶は其の宜しきなり。「不可如何也」とは、其の力を用うる所無きなり。
周易注爻辞
小過は、上は逆にして下は順なり。而るに応は上卦に在り、進みて逆に行けば足を入れる所無し。飛鳥の凶なり。
周易正義爻辞
正義に曰く、小過の義は、上は逆にして下は順なり。而るに初は上卦に応じ、進みて逆に行けば飛鳥と同じく足を入れる所無し、故に「飛鳥以凶」と曰うなり。
周易正義小象伝
正義に曰く、「不可如何也」とは、進みて逆に行き、誰か不可にして自ら凶咎を取るを知らんや、如何にせんと欲せん。
一撮金爻辞
初六の初爻は下下:物は牢からず、人橋を断つ。重ねて整理せよ、驕慢の心高からしむるなかれ。