三命通会巻一・釈六十甲子性質吉凶(断語+詳論)
己酉の土は秋間の禾稼(かか)であり、申・酉および冬を喜ぶ。退神、截路、九丑、闕字、曲脚、破字、聾唖。
己酉は自敗の土である。その気は不足しており、火を借りてこれに相助させる。丁卯・丁酉の火を見れば吉であるが、死絶を切忌する。辛卯・辛酉の木を畏れ、災蹇・夭折をもたらす。庚戌・辛亥は漸成の金である。火を見てはならず、傷つく恐れがある。もし水・土を得て助けとなれば貴となる。閻東叟は「庚戌は火の墓の金であり、剛烈自恃の暴がある。秋に動けば沈厚に近くなるが、春夏に動けば悔吝を生ず。君子は兵刑の権を執り、小人は獷悍(こうかん)の性をほしいままにす。辛亥の金は乾健・純明・中正の気を稟け、春・秋・冬の三時は吉であり、夏は七分が吉で三分が凶である。貴格がこれに乗ずれば、仁を体現して義を守るが、もし刑殺を帯ずれば、暴をほしいままにして功を貪る」と言う。