周易本義爻辞
卦唯だ二陽にして四陰に徧く臨む。故に二爻皆咸臨の象有り。初九は剛にして正を得たり、故に其の占は貞吉と為す。
第1爻
初九:咸臨、貞吉なり。
初九は陽剛をもって下位にあり、正応する六四と誠意をもって感応し合います。初志を純粋に保ち、正道を貫くことで、出発点において幸運を呼び込める時です。
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易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。 Page: Hexagram 19 临 — 第1爻. 二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解: https://eastalmanac.com/ja/yijing/19/1
易の象意において初九は陽気が萌芽する起点であり、下卦の兌が持つ和悦の徳をもって上位の六四と誠実に応じ合います。伝統的な小象伝が「志正しく行わる」と説くように、打算のない動機こそが周囲の共鳴を引き出す基盤となります。私心を交えず純粋な志を堅持することで、自然と良き導きと協力を得られます。
新たな事業や職務の開始期にあたり、誠実でまっすぐな仕事ぶりが上司や関係者の信頼を惹きつけます。初期段階では目先の功名に走らず、公正な規律と堅実な実務を徹底することが評判を高める近道となります。誠意と確かな実務姿勢を行動で示すことで、着実に足場を固められます。
出会いや関係の始まりにおいて、互いに直感的な共感と好意を抱きやすい調和の取れた時期です。小細工や駆け引きに頼ることなく、素直な心で接することが二人の結びつきを清らかに育てる鍵となります。飾らない真心を大切にすることで、揺るぎない相互信頼の基盤が築かれます。
新たな共同計画や資金の管理において、透明性と公正さを重視した基盤づくりが適しています。目先の甘い誘い立てや不透明な取引を退け、着実で正当な手続きを守ることが長期的な安定をもたらします。堅実な基本方針を維持することで、着実な歩みを進められます。
「咸臨、貞吉なり」とは、志、正しきを行うなり。
周易本義爻辞
卦唯だ二陽にして四陰に徧く臨む。故に二爻皆咸臨の象有り。初九は剛にして正を得たり、故に其の占は貞吉と為す。
伊川易伝爻辞
咸は感なり。陽長ずるの時、陰を感動す。四は初に応じ、之を感ぜしむる者なり。他卦の相応ずるに比すれば尤も重し。四は君に近き位、初は正位を得て四と感応す。是を以て正道は当位の信任する所と為り、其の志を行うを得。上に獲て其の正道を行うを得、是を以て吉なるなり。他卦の初・上爻は得位失位を言わず、蓋し初終の義を重しと為せばなり。臨は則ち初正位を得て正に居るを以て重しと為す。凡そ貞吉と言うは、既に正にして且つ吉なる者有り、正を得れば則ち吉なる者有り、貞固に之を守れば則ち吉なる者有り、各々其の事に従うなり。
伊川易伝小象伝
所謂貞吉とは、九の志正を行わんに在るなり。九を以て陽に居り、又た四の正に応ず、其の志正しきなり。
周易注爻辞
「咸」は感なり。感は応なり。四に応ずる有り、感じて以て臨む者なり。四は正位を履み、己之に応ず、志正を行わんとする者なり。剛を以て順を感ぜしめ、志其の正を行わんとす。斯れを以て物に臨まば、正にして吉を獲るなり。
周易正義爻辞
正義に曰く、咸は感なり。四に応ずる有り、之に感じて臨み、志行正しきを得たり。故に「貞吉」なり。
周易正義小象伝
正義に曰く、「咸臨貞吉志行正也」とは、「咸臨貞吉」の義を釈す。四既に正位を履み得て、己往きて之と相応ず。是れ己の志意行われて正に帰するなり。